紅燃ゆる吉田山のもと、京大教養部の片隅で私たち『京都大学ギタークラブ』の前身である 『京都大学クラシックギター同好会』 がひっそりと発足しました。菅井氏を中心とした会員達は、人数の少なさのため、しばらくの間独奏中心の活動を続けました。発足後、同好会という組織のあいまいさや練習所の不足などのため、 2 年間は小規模な活動にとどまらざるを得ませんでした。
同好会が現在の『京都大学ギタークラブ』として生まれ変わったのは昭和 38 年 5 月でした。茨木(現在京都大学工学部の有名な教授)、斎藤、林の三氏が本気を出して、部員 30 名を迎え、従来の独奏に加え新しく合奏の分野へと活動を広めていったのです。
そして同年 6 月には、京大の創立記念行事の一環として初めてのステージに立ち、同 11 月には演奏会を催しました。さらに念願の BOX を手に入れ、クラブの地位を安定させました。
部員も 60 名に増えた翌 39 年 6 月には早くも第 1 回定期演奏会を祇園会館でひらきました。また、この年、同志社、立命、京都工繊、ノートルダム女子大の四大学ギタークラブと共に、京都学生ギター連盟を結成し、 11 月には、第 1 回の連盟定演を開催しました。
2002 年をもって、定期演奏会も第 39 回を迎えました。現在は年 1 回秋に行われる定期演奏会を中心に、春の独重奏会、夏合宿、卒業生の追い出しフェアウェルコンサートなどの活動を行っています。また、京都工業繊維大学、京都産業大学、京都女子大学、立命館大学、龍谷大学の 6 大学で続けられている、京都学生ギター連盟の活動として、連盟定演、スプリングコンサート、新入生会などの活動にも参加しています。時代が変わりギタークラブも変わっていったと思いますが、基本的に我がギター部は BOX や自宅でただ黙々とギターを弾く毎日です。きっとギターを愛する心は昔も今も変わっていないんでしょう。
普段は BOX に来て勝手に弾いて勝手に帰るという感じですが、演奏会が近づくとさすがに大変になります。演奏会は 1 年に 2 回、独重奏会と定期演奏会があります。
独重奏会は独奏と重奏と新入生による合奏からなります。新入生はこの演奏会が初めての舞台で、普通参加するのは合奏のみですが、弾ける人なら独奏や重奏にも出ます。独重奏会は定演に比べるとそれほど大きな舞台ではありません。 7 月頃に行われます。
定期演奏会 ―略して定演― は一番大きな演奏会であり、部員はこれに向けて練習する事になります。内容は独重奏会よりかなり充実したもので、合奏の規模は大きくなります。会場は最近では府民ホールアルティ、バロックザールなどで行われています。
(東京の大学の演奏会に行って思うのは、会場費が高いのにあまり音響が良くないということです。しかし、幸い京都には上に書いたような、学生の手の届く範囲での良いホールがあります。特にバロックザールは場所が不便な所にありますが、席数は 200 席程で音響が良く、ギターに向いていると思います。)
昔の京大は合奏がメインだったようですが、最近は独奏、重奏が主体になってきています。
京都学生ギター連盟の他サークルと合同のコンサート。他大学の新入生との交流を目的としたコンサートである。
ボックス位置 (Mapion)。 最寄りの駅は、京阪電鉄出町柳、叡山電鉄出町柳、京阪電鉄丸太町。