Kyoto University Guitar Club

DICTIONARY

A to E

アルティ

当ギタークラブが定演の際によく借りるホール。長い名前は、京都府立府民ホールALTI。京都市営地下鉄今出川下車6番出口から南へ徒歩5分。つまり烏丸今出川から下がること自転車1分。ボックスから自転車で向かうときは、京都御所を突っ切って行くのがポイント。ただ、夜の御所は恐いので帰りは使えない。

足台

思いきり乗っちゃだめ。でも座ると可愛い。世の中には、ガラスでできた奴もいれば、すげぇ軽い奴もいる。ボックスには重い金属と木でできた足台があるので、指を挟まないように気を付けたい。

アストリアス

当ギタークラブが、11月祭(京大学園祭)に行う喫茶店の名前。新入生が中心となって、ギター部のボックスを改造し、上回生やOB達からお金を巻き上げ、、、ではなく、料理と演奏でもてなす。他大学のギター部の方や、その他一般の方にも参加してもらおう。定番料理はカレー、定番デザートはホットケーキで毎年両方ともおいしい。ここ最近はアストリアスではなく新入生合奏の曲名を店名にすることが多い。

オーディション

独重定演の約1ヶ月前に出演者が全員集まって演奏、批評し合い、演奏会のプログラムを組むイベント。

ビラ係

新歓用や演奏会案内用のビラを製作する係。女性が担当するのが望ましい。なぜなら、男性がビラを作ると、女性ウケしないものになる可能性が非常に高いからである。やむなく男性がビラを作成する場合には、部員から多くのアドバイスを貰うといい。ビラを刷りに行くのは皆の仕事。

部長

本来は部の指揮をとり、仕事を各係に与える役。ただ、他人への命令は非常に難しいことであり、結局、部長本人が仕事をしてしまうケースが多い。ここに「部長=雑用」という等式が成立する。一番の仕事は、演奏会での部長挨拶である。毎年定演が終わったころに2回生から新部長が選ばれ、3回生の定演まで務める。選出の際には、部長会議などというものが開かれることもある。

部費

サークルの部費としては比較的良心的な値に落ち着いている。ここ数年、変動は見られない。会計が胃を壊す前に払ってあげよう。老人以上は払わないっぽい。

別の意味で硬派

女性との交際を軟弱だと決めつけ、逃避する人。当ギタークラブでは、ただの「硬派」は異なる意味に使用されていた。

ボックス

部室のこと。京大ギタークラブのボックスは、北窓のために夏涼しく冬寒い。おまけに秋も春先も寒い。その他にも雨の日はたいへんジメジメして、この上なく雨の気分になれるなど長所が多い。十分の広さ かつ 24時間使用可という、他大学にはありえない環境の良さを誇る。床には、お酒がたっぷりと染み込んでいる。

ボックスギター

ボックス在住のギターさんのこと。厳しい梅雨もボックスでお過ごしになる。誰がどのボックスギターを弾いてもよいが、キャラ差が激しく、いつの時代にも人気不人気が存在する。それぞれに名前がついている。大事に使ってあげるといい音を出してくれるはず。

ボックス日誌

ボックスの机の上に投げてあるノート。CDなどの貸し借りに、イベントの告知に、自分を表現する場に、計算用紙に、とたいへん使い勝手の良いノート。ときどき記入された日付が間違っており、そんなときは大概、次に記入した人もつられて誤ってしまうので、未来日記になったり、過去へのタイムスリップになったりする。新入生はいっぱい書き込んで、上回生に早く名前を覚えてもらおう。

大文字

毎年8月16日、学生集会所前の空き地(焼け跡)でバーベキューするイベント。暗くなってくると20時開始の五山送り火に向けて、誰かのアパートの屋上なり大学校舎の屋上なりにスタンバッて飲み会。「大文字」は送り火の代名詞。

独重奏会(独重)

6月に行う定期演奏会のことで、新2回生のソロや多くの重奏が聴けるのが特長。また、新入生も合奏で参加する。昔は京都会館で開催していたが、近年は北文化会館の創造活動室で行うことが多い。当日はよく雨が降るので、晴れ男、晴れ女の入部が待たれるところ。

F to J

フェアウェル

毎年度末に行われる、卒業生を送り出すイベント。OBを含む京大ギタークラブ全員が出し物をする。打ち上げの際には伝統的に、しょーもない物(故意)が卒業生各人に贈られ、在部生にはお返しに100個の何かが贈られる。今までの卒業生から在部生への贈り物には、缶物100個、いちご味100個、あななす100個、プリン100個などがある。

For Beginners

クラシックギターのいろはを新入生さんに紹介する冊子。毎年、一から作り直すのは謎。

副部長

微妙な係。でもアクティブに動いてくれる人(つまり雑用をこなしてくれる人)が担当したりする。アクティブかどうかは、部への愛情の問題。

外務

当ギタークラブ部あての郵便物を学生部に取りに行ったり、演奏会案内を他大学ギタークラブあてに送ったりする係。2回生が担当する。学生部にちょくちょく行くのは面倒なことであり、大概他人任せになる。

学生集会所

当ギタークラブボックスのある建物。叡風会さんや京大合唱団さんなどのボックスがあり非常に賑やかである。廊下で熱心に練習しておられるのは、オケの方々。

合宿係

夏合宿を企画する2回生担当の係。春先になると旅行会社の方々がボックスまで案内に来はるので、それらと部員の希望を踏まえて、場所や日程を決定する。

ギター部

みんな大抵こう呼ぶ。

ギタ連

京都学生ギター連盟の略。よって、夏に行われる連盟の定期演奏会は「ギタ連定演」と呼ばれる。

現代ギター

クラシックギターの専門雑誌で、フラメンコやマンドリンなどもカバーしている。出版元の現代ギター社はギター専門店(GGショップ)の経営なんかも行っている。

えっちな演奏

ねちっこくない「やらしい演奏」。また、聞き手にウケることがわかってて行う演奏。本来の「エッチ」は「変態」をローマ字書きしたときのイニシャルから取ったと言われているが、どちらのえっちもその行為に対して露骨であるという点で共通している。えっちになるのは意外と難しい。

K to O

会計

お金を管理する係。部費を集めるのが大変な仕事。コンパ係不在の年には、コンパの世話もするみたい。

当ギタークラブの主な仕事担当は以下のとおり。2回生担当:会計ビラ係合宿係外務コンパ係名簿係内務パンフ係新入生合奏指揮新歓係ステマネ。3回生担当:部長副部長上回生合奏指揮連盟理事

カノコン

部内で行われる二重奏限定演奏大会であり、フェアウェルと同時期に開催される。カノンコンサートかカノンコンクールのどちらかの略。演奏後には投票が行われ、上位3組にはちょっとした賞品が贈られるみたい。

きずギ

表面板に大きな傷のあるボックスギター。ブランド名はアストリアス、赤い顔したベテランはその昔、ボックスギターの中でも一際異彩を放つ存在であった。その音色と音量の素晴らしさは、調弦の不具合も気にならないほどであったが、やはり気になった。大味な演奏家に好まれて使用されたそんなホープは、ある日、大怪我を負ってしまう。現役復帰は絶望的だと誰もが思った。しかし数年後、彼は戻ってくる。部員のギター制作家Dr.Iが彼の表面を救ったのだ。奇跡的な復帰を果たした彼だが、いつしかの輝きは失われていた。しかしベテランは今年も部員たちを成長させ続ける。

奇跡

普通にはありえないこと。よって、「演奏会本番において、経験の浅い人が練習のときよりもうまく演奏できてしまう」という奇跡は普通にありえない。よく練習できている人には、ときどき奇跡も起こるらしい。でもそれは、オカルトでもなければ他の何物でもないただの実力だったりする。

北文化会館

北大路烏丸に位置し、非常に交通の便が良い、、、が、当部員なら自転車orバイクで行くと思われる。ホールの他にも、創造活動室と呼ばれる他目的小部屋や、会議室や和室なんかもあり使い勝手のいい施設である。創造活動室は当ギタークラブの独重の際に使用することが多い。

京女の講師

当ギタークラブ部員あるいはOBの誰かしらが、京都女子大学クラシックギタークラブさんの講師を担当する。

京都学生ギター連盟

京都市内の6大学からなるクラシックギタークラブ連盟。ギタ連と略される。春にスプリングコンサート、夏に定期演奏会、そして秋〜冬に新入生会という演奏会を行っている。春と夏の演奏会は主として各大学ギター部の2〜3回生が参加する。

緊張を克服する会

(参照:裏オーディション

硬派

曲本来の持つすばらしさを表現する演奏、一音一音に意思を持つ演奏のこと。京大ギタークラブでは誉め言葉として用いられていた。反義語には、「味気ない演奏」、「軟派」などがあげられる。「別の意味で硬派」は、誉め言葉ではない。

コーロギチック

2002年卒業のの名前から取って、Tniさんが創作した形容詞。後輩は「コーロギさんチック」と使うのが正しいらしい。スペースの関係上、意味の説明は省略する。同義語は「やらしい演奏」。

コンパ

親睦を深めるための食事会、飲み会。companyの略。

コンパ係

コンパをプロデュースする、やりたい人がやればいい係。でも、あるといい係。

レッツゴー三匹ゲーム

新潟は田中角栄とこのゲームを生み出してしまった。最後に指名された人の両隣が何らかのアクションをしなければならない、いわゆる"せんだみつおゲーム"の派生系であるが、「三匹!」を受けたものの両隣はあらん限りの奇声を発しながら重力に逆らって大ジャンプしなければならない。このゲームが始まると膝は痛み、喉は枯れ、アルコール分が首都高暴走族のような勢いで回りだす。何より迷惑。

なんちゃって理事

理事のように連盟にコネを持っているが、特に理事のように仕事をしているわけではない人。理事から軟派な部分だけを取り出した感じ。

夏合宿

という名でギターを持って遊びに行くイベント。スキー合宿とは異なりほぼ全員が参加するが、4回生は院試のために不参加になる可能性が高い。毎年だいたい2泊3日で、予算はひとり2万円ほど。バーベキューして、花火して、最終日に小さな部内演奏会をして帰ってくる。夏の夜を利用して、老人たちに大人のお話をしてもらおう。

鍋部

2005年冬に数人の有志によって結成された。活動回数は片手に収まるとか収まらないとか。関係者の話によると、凝った(?)ホームページを作ったとか作らなかったとか。部員の鍋に対する想いのあまり、裏でこっそりと非公式に鍋部の課外活動が行われ、社会現象になることも。BOXの鍋は既にひび割れ、買い替えが望まれる。

軟派

硬派」および「別の意味で硬派」の反義語。どちらに転んでも好い意味にはならない。適当な演奏をすることと、京都女子大さんの演奏会だけ行くことは両方とも軟派。

追いコン

卒業生追い出しコンサート(orコンパ)のこと。当ギタークラブではフェアウェルと呼ぶことのほうが多い。2月に行うとテスト期間中とかぶるし、3月に行うと旅行などの理由で参加できない人が出てくる。

P to T

パンフ係

演奏会のプログラムと演奏曲紹介を記したパンフレットを作成する係。曲紹介の作成のために各演奏者に原稿を書いてもらうが、なかなか集まらなくてキーッ!って感じになる。

理事(連盟理事)

京都学生ギター連盟関係の仕事を行う各大学の代表者。ほのかに軟派な香り漂う係。

例会

定期的に開く会合。話し合いしたり、食事に行ったり。

冷蔵庫

BOXの北西隅にこじんまりとおわすナイスガイ。彼の働きなくして現在のギター部はない。イベント時に発生する過剰な食料をひたすらインプットするのみでアウトプットされることはまずない。口の開いたペットボトルなど、論外である。しかし2006年夏、新メンバー灰色(from吉田寮)が加入し、部員のハムスターのごとき食料貯め込み精神は趨勢を極めるに至る。

恋愛Q&A

当ギタークラブの旧ホームページで人気だったスレッド。若者の恋の悩みを、濃いお兄さんお姉さん方が解決した。

老人

ギター部を卒業して2から3年の人達の総称。主にボックスに現れる院生のことを指す。老人になると部内での口数が少なくなるそう。

指揮

立派な係名。もちろん指揮をする係。新入生合奏の指揮は2回生が担当し、定演の上回生合奏指揮は3回生が行う。合奏練習時、部員の集まりの悪さにイライラしてしまうこと必至の係。演奏会当日、指揮棒を忘れてしまうこと必至の係。

白い棚

部員同士のCDや楽譜の受け渡し用に使われる白い棚。棚に物を置いたことを報せる際、ボックス日誌に「誰々へ、借りてたCD in白い棚」という書式で表記するのが流行った。類例として「誰々へ、バッハの楽譜inハの棚」などがあった。

新歓

新入生歓迎の略。実際は新入生勧誘の意味に使われることが多く「新勧」と書くのが正しいかもしれない。新歓(勧?)活動は、入学式や健康診断時にビラを配りに行くことから始まり、新歓コンサートとその集客が主立った内容となる。4月中は毎日、各教室の黒板に落書きしたり、ビラ撒きを行ったりする。当ギタークラブの新歓コンパは遅めで、5月後半になることが多い。

新歓係

新歓活動を取り仕切る係。新歓コンサートに向けて、演奏場所の予約、演奏者の確認を行う。

新入生会

京都学生ギター連盟、冬の演奏会。各大学のギタークラブ新入生により演奏が行われる。このコンサートに出演しても、新入生は連盟費不要。翌年からは持って行かれる。

スキー合宿

スキーに行く春休みの大きなイベントの一つ。ギターを持って行かなくても良い点が夏合宿とは異なる。合宿係の力を借りず、行きたい人たちで企画することが多い。

スクラブル

アルファベットの書かれた駒を使用し、クロスワード状に英単語を作っていくゲーム。アストリアスの際によく遊ばれるが、普段は滅多にやらないためルールを忘れてしまう。各プレーヤーの保持する駒は7枚。使用しただけ袋から追加する。袋が空になり、誰も駒を置けなくなれば終了する。とにかく「Q」が使いにくい。「QUIT」が現実的な例の一つだが「E」を持っているプレーヤーに労せず「QUITE」を作られてしまい、おいしいところを持って行かれる。

ステマネ

ステージマネージャーの略。演奏会の企画及び進行を行う2回生担当の係。非常にやりがいのある係であり、演奏会が終わったときには、出演者からの多大なる感謝と、この上ない満足感を得ることができる。

スプリングコンサート

京都学生ギター連盟で行われる春の演奏会。京都女子大学内のホールで行われることが多い。女坂と呼ばれるちょっと長い坂を行ったり来たりすることがないように、コンビニで食糧などを買いだめして行くのが吉。

攻める

ちょっとそれはどうかな、難しいかな、やりすぎかな、という領域に足を踏み入れること。背伸びしてみること。緊張に負けず積極的に演奏すること。演奏時に攻めすぎると、やらしい演奏になってしまうことがあるので注意が必要、、、かもしれない。ときどき「攻めすぎ」という指摘を誉め言葉ととらえる大味な部員もいる。反義語は「守る」。

ソウルフード

ソウルフルな食物。故意におおざっぱな感じを演出した料理。喫茶アストリアスで出現する男の料理。味に間違いがないのが不思議。

ソウルフル

意味そのまま。よって、詳しいことは略。「硬派」と並ぶギター部特有の誉め言葉、、、だった。

タタミ

学生集会所の一階奥南側の部屋のこと。叡風会さんの練習場、、、のはずが、普段は京大合唱団さんの溜り場になっている。

定演

11月に行う定期演奏会。アルティなどのホールを借り、部員全員が本気で臨む演奏会。このホールを借りるために部費が集められているといっても過言ではない。定演での出来は、夏休みの練習が物を言う。

灯油当番

寒さ厳しい時期の厳しい当番。1回生担当と言っても、女性は免除されるのが当ギター部のローカルルール。基本は学生部に灯油を貰いに行くだけだが、ときどきガソリンスタンドまで買いに行ったりする青春当番。冬休みもサボらないでね。ストーブでお餅焼けなくなるから。

U to Z

裏オーディション

オーディションとは異なり、予定の合う人たちだけで行われる定期演奏会前の練習会。「緊張を克服する会」とも呼ばれる。実際、緊張に対する良い練習になる。

裏定演

当ギタークラブのOBOGが主になって行われる演奏会。なんにでも「裏」という言葉を付ければ済むという考え方は、インスタントな現代に非常にマッチしているものの、やはりネーミングセンスを疑わずにいられない。

ワールド

演奏中や会話中などに醸し出される個性が聞き手を引き込んでしまうこと。または、自分の世界に入り込んで演奏などを行っている状態。その人の愛称を頭に付けて「**ワールド」という使い方をする。「マイワールド」と表現することもある。「ザ・ワールド」はDioのスタンドである。

やらしい演奏

過度のビブラート、過度のグリッサンド、過度の音色の甘さ、過度の演出。これらのやらしさを伴った演奏のこと。ただ、一概に悪い演奏法であるとは言えない、、、と思う。ただ、このタイプの演奏者がいると部全体が濃くなる危険性はある。類義語に「えっちな演奏」などがあげられる。


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