日時: 2005 年 12 月 16 日
場所: 府民ホールアルティ
知る人ぞ知るビートルズの名曲です。John Lennonの妻は日本人のYoko Onoであることも有名ですね。今回の新入生合奏ではビートルズの中の大和魂を表現したいと考えています。
conductor | 吉田 龍平 (理 2) |
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1st | 大山 和哉 (文 1) / 佐藤 有華 (総人 1) |
2nd | 賀澤 淳 (経 1) / 高野 明生 (理 1) |
3rd | 小野 裕亮 (教 1) / 山田 隆寛 (経 3) |
4th | 藤田 昌幸 (法 1) / 羽鳥 剛輝 (法 1) |
短い曲ですが、表情豊かに演奏したいです。
1st | 藤田 穏人 (農 2) |
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2nd | 藤田 昌幸 (法 1) |
この曲は、バリオスが自己の音楽を考えながら旅した後、再び故郷への帰国を望みつつ闘病と作曲に打ち込んだ時期に書かれた曲で、美しい曲調と中間部の変化が特徴的です。
佐藤 有華 (総人 1) |
キューバの作曲家であるレイ・ゲーラが、若き日本人ギタリスト・大萩康司に捧げた曲。優しさと激しさを併せ持つこの作品。前日に何があったのか。そしてそのあくる日に、いかなる影響を与えたのか。この曲を弾いていると、そんな想像をめぐらせてしまいます。あなたは昨日、どんな一日を過ごしましたか?
大山 和哉 (文 1) |
フランス民謡をもとに作られた曲らしいです。頑張ります。
佐藤 朋弥 (工 2) |
タンスマンは 1987 年にポーランドで生まれました。彼の音楽は民族性が濃く、そして感情が豊かです。ショパンとよく似ているので、彼は「新ショパン」という名前も付けられます。
カヴァティーナ組曲は 1952 年にイタリア、シエナで開催された国際作曲コンクールで見事に一等賞を獲得し、セゴビアを代表として多くのギタリストたちの愛奏曲となってきました。
今回、わたしはこの組曲の最後の曲、すなわち「舟歌」を弾きます。6/8 拍子で暖かい曲です。この曲を聴くとき、わたしはいつも波を乗り越えている舟の先頭に立っている船員たちが、波に揺れながら、活気に溢れて歌っている場面を想像します。
グエン アン ディン (工 3) |
昨年の定演で 4 回生合奏におおいに触発された当時の 3 回生は「私達も来年 4 回生合奏やろう!」と決意したものの、いざやるとなると曲選びに難航しました。二番煎じは嫌だ。弾きおわって舞台上でハイタッチできるような曲がいい。ミサ曲ロ短調をやろう。ガッシー歌って。キダ師踊って。といった様な意見を考慮した結果、この曲をやることに決まりました。自由に飛び回り絡み合う旋律とそれらが作る不協和音がとても美しい作品です。
1st | 川西 康友 (工 4) / 坂本 和穗 (工 4) |
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2nd | 西川 亜希子 (薬 4) / 川津 一隆 (農 4) |
3rd | 飯田 章子 (農 4) / 十河 杏子 (農 4) |
4th | 元水 剛 (経 4) / 東原 正裕 (総人 4) |
ソナチネは、小さなソナタという意味ですが、ソナタの意味は知っていますか?ソナタはイタリア語の sonare (鳴り響く、演奏する)からきています。なんというか、そのままですね。題名もシンプルなら曲もシンプル。自分なりの演奏を見付けたいです。
石田 譲愛 (農 3) |
マラッツはピアニストで、アルベニスやグラナドスとは同期で親しかったとか。パリの音楽院で学びサロン風の曲を残しましたが、そのほとんどが知られていません。唯一後世で親しまれているのがこの曲です。原曲はピアノ組曲「スペインの印象」にセレナータという名で収められています。曲調はギターに適しており、タレガによって編曲されました。
セレナーデは求愛の意です。胸を掻きむしられるような愛を訴える男を表現しようと思います。ネチこいところもありますが、みなさん自由に私の愛を受けとってください。ちなみに選曲理由は「ロマンティック路線でイメチェンしたかったから」です。私のがんばりを認めてください。
酒井 美友紀 (経 3) |
ソル、ポンセが作った音楽のすばらしさを皆さんと共有できるよう、守りに入らず素直に心を開いて演奏したいです。
等々力 成史 (農 3) |
「無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ」には、ソナタとパルティータがそれぞれ 3曲ずつある。「パルティータ」とは、「組曲」とほぼ同じであるが、「組曲」は「アルマンド — クーラント — サラバンド — ジーグ」の形をしているのに対し、「パルティータ」はそれを崩して自由な構成になっているものをさす。
今日演奏する「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番」は、「I.アルマンド — II.クーラント — III.サラバンド — IV.テンポ・ディ・ブーレ」の4楽章からなるパルティータである。それぞれの楽章には『ドゥーブル』と呼ばれる変奏がついている。
現代のヴァイオリンでは完全な和音は 2 音までしか演奏することができないので、サラバンドなどは完全に楽譜どおり演奏することはできない。しかしギターなら和音を正しく同時にならすことができる、つまり楽譜に忠実な演奏をすることができる。今日は「楽譜に忠実に」を目標に演奏したいと思う。
川西 康友 (工 4) |
この曲は題にもあるようにモーツァルトのオペラ「魔笛」から、第一幕フィナーレで歌われる一節「こりゃ素晴らしい響きだ」が主題に選ばれています。曲の構成はそのメロディーをソルなりにアレンジし、そしてそれに序奏と 5 つの変奏を加えたものになっています。
作曲家でもありかつ優れたギター奏者でもあったというソルはこの曲もきっと演奏したでしょうが、そのときのソルはカッコよかったに違いなく、聴きに来ていたご婦人方の心を鷲掴みにしたことでしょう。そんな想像を抱かせるようなカッチョいい曲です。で、本番では少しでもそのカッチョよさを表現できたらいいな、と考えています。
川津 一隆 (農 4) |
1962 年に作られたボサノバの大変有名な曲です。
イパネマとは、ブラジルのリオデジャネイロにあるイパネマ海岸のことで、その海岸近くのバーで見かけた美しい少女から得たインスピレーションをもとに、この曲が生まれたと言われています。歌詞は、海岸を歩き去る少女への届かぬ想いをもの悲しく唄っているようですが、メロディーは、よくある失恋の湿っぽさは感じられず、むしろカラリとした雰囲気です。
演奏者二人もカラリとした気質なので、少しは片思いのせつなさを添えて演奏できればと思います。
1st | 北村 芙美 (農 5) |
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2nd | 飯田 章子 (農 4) |
ポンセはメキシコ生まれの作曲家で (1882-1948) 、エストレリータは 1910 年代に書かれた「メキシコ歌曲集」に含まれている。演奏曲の編曲はホセ・ルイス・ゴンザレスによる。
元水 剛 (経 4) |
セゴビアとポンセの悪だくみ(セゴビアの強引な誘いにポンセが負けたという説もあるが)によってヴァイス作として世に出た作品。バロックスタイルで書かれているらしいが、こてこてのバロック音楽という感じはしない。
一部を除いて、ほとんどが線的な音楽。がんばります
東原 正裕 (総人 4) |
幸運なことに、武満徹はギターのためにいくつかの作品を残した。 彼の作品が備える魅力 — しばしば色彩に例えられる豊かなニュアンスを湛える音、空間的な広がりを連想させる展開 — は、ギターの表現力ととても相性がよいと思う。
坂本 和穗 (工 4) |
バッハの中でも有名な曲で、多くの人が一度は耳にしたことがあると思います。 原曲はオルガン曲でト短調ですが、今回はギターでの演奏のためにホ短調に移調してあります。4 声のフーガで、まずはホ短調→ロ短調→ホ短調→ロ短調と、各パートが一度ずつ主題を奏することから始まります。そしてその後ホ短調での 3rdの主題が中断、 1st へ引継がれるところから曲は大きく動き出します。2nd がホ短調の平行調であるト長調で、さらに続いて 4th もト長調で主題を奏し、曲中最も明るく華やかな場面が続きます。間奏部での転調を経て、1st が今度は下属調であるイ短調で主題を奏しさらなる展開をみせますが、最後はやはりホ短調に戻ってきて 4th が主題を奏し、曲は終わります。内容盛りだくさんなこの曲、主題と各パートの特徴に注目しながらどうぞ楽しんで聞いてください。
conductor | 等々力 成史 (農 3) |
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1st | 佐藤 朋弥 (工 2) / 飯田 章子 (農 4) / 喜田 龍一 (理 4) / 坂本 和穗 (工 4) |
2nd | 藤田 穏人 (農 2) / 石田 譲愛 (農 3) / グエン アン ディン (工 3) / 十河 杏子 (農 4) / 東原 正裕 (総人 4) |
3rd | 酒井 美友紀 (経 3) / 川西 康友 (工 4) / 西川 亜希子 (薬 4) |
4th | 川津 一隆 (農 4) / 元水 剛 (経 4) / 北村 芙美 (農 5) / 塚本 紗恵子 (農 5) |