日時: 2014 年 06 月 20 日
場所: 京都市北文化会館創造活動室
スカルラッティは後半生に500余曲を数える「ソナタ」を作曲。ポルトガル王女マリア=バルバラ(後にスペイン王妃)のためのチェンバロの練習曲だったそうです。現在はピアノで多く弾かれ、ギター用にも多く 編曲されています。その沢山のソナタの中でもギター曲において1番有 名なのがこのL.483ではないかと思います。とある先輩にスカルラッティはいつの時代の人?と質問され答えられず絶句されました。勉強不足ですね、はい、すみません。
吉村 沙樹子 (京 2) |
派手さはありませんが、指使いが独特な所があったりして、良く計算された曲だと思います。
池内 勇哉 (工 3) |
どちらも短い曲ですが、タイトル通り舞曲のリズムで軽やかな曲です。
三田 佳那子 (工 2) |
TRIUNFAL。勝利という意味です。
勝った感を感じ取ってもらえたら嬉しいです。
柳沢 かおり (工 3) |
「最後のトレモロ」とは通称で、正式名称は「Una Limosna por el Amor de Dios」、和訳すると「神の愛に免じて施しを」です。曲を聞いていると、前半は苦しみの中から神様にお恵みを願っているような、後半では神様がお恵みを与えているような場面が浮かんできます。
平子 丈 (理 2) |
兒島「木陰はとてもきれいな曲です。僕のビューチフルなサウンドをぜひ聴いてください。」
本多「頑張ります。」
兒島「センテナリオ通りでは本多氏の伴奏にのって奏でる僕のクールなサウンドをお楽しみ下さい。」
本多「頑張ります。」
1st | 兒島 清志朗 (工 4) / 本多 信太郎 (工 4) |
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この曲は、1987年の映画「ヒロシマという名の少年」の主題曲として武満徹によって作曲されました。
この曲からは、原爆により命を落とした少年とその母親の叫びが聞こえてくるような気がします。
戦争や原爆がもたらす、行き場のない悲しみや怒り、いつまでも癒えない傷。
私たちはこの曲を弾けば弾くほど、ヒロシマの世界に引き込まれていきました。
戦争を経験したことのない私たちですが、原爆の犠牲となった魂の叫びに思いを馳せながら、精一杯弾きたいと思います。
1st | 井川 桃子 (総人 4) |
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2nd | 岸本 明子 (文 4) |
朝の挨拶?いえいえ愛の挨拶です。これはエルガーがキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲です。アリスはエルガーのピアノの生徒で8歳年上なのです! 優美で素敵な曲です。とりあえず新入 生かわいいよね。
conductor | 吉村 沙樹子 (京 2) |
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1st | 上田 夏菜 (工 1) / 有田 悠乃 (総人 1) / 内生 彩紗子 (総人 1) / 山﨑 活志 (工 1) / 貴瀬 翠 (農 1) / 山根 幸一郎 (経 1) / 旗本 文彩 (ノ 1) / 大西 優太 (法 1) / 森 綾香 (法 1) |
2nd | 紺野 真由 (医 1) / 小柴 絢一郎 (工 1) / 小谷 泰暢 (工 1) / 田辺 広樹 (工 1) / 大庭 健嗣 (理 1) |
3rd | 周 吉羽 (工 1) / 田中 咲妃 (総人 1) / 松田 崇史 (工 1) / 公文名 翔平 (工 1) / 武田 宙史 (法 2) / 長谷川 智彦 (農 1) |
団結力のなさに定評のある3回生が
合奏を通して
ない絆を取り戻そうとしてみた。
1st | 梶 龍馬 (工 3) / 渡辺 悠夏 (経 3) |
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2nd | 植野 夏樹 (工 3) / 田中 雅士 (工 3) |
3rd | 網井 圭 (工 3) / 杉浦 航 (理 3) / 池内 勇哉 (工 3) |
4th | 金丸 花実 (文 3) / 柳沢 かおり (工 3) |
皆さんは最近メリーゴーランドに乗りましたか?
僕たちは今から22周します。
1st | 福田 壮二郎 (理 2) / 宇野 匡範 (工 4) |
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ヴィラ=ロボス(1887-1959)はブラジルの作曲家で20世紀最大といわれるほど多くの作品を残したそうです。
ショーロスはギター、ピアノ、オーケストラなど様々な楽器のためのショーロスが14曲あり、この「ショーロス 第1番」は1920年に作られたギターのための曲です。
今から94年も前に地球の裏側で作られたとは思えないかっこいい曲です。
かっこよさとエネルギッシュさを演奏で表現できたらなと思います。
ちなみに1920年は今の京都大学の「自由な学風」を築き上げた折田彦 市先生が亡くなった年であり、またジョジョの奇妙な冒険のジョセフ・ジョースターが生まれた年(設定)だそうです。
梶 龍馬 (工 3) |
民族的かつ近代的で、独特な雰囲気を持つ「ポーランド風組曲」。この組曲は9つの曲から成りますが、その中から、和声感が印象的な1曲目「アントレー」と、リズムの遊び方が面白い9曲目「オベレク」を演奏します。独特の世界を楽しんで頂けるよう頑張ります。
植野 夏樹 (工 3) |
"Barrios wrote some freaking crazy music. It's like he's just trying to make it hard for people to play guitar.”
—YouTube user
Freaking crazy but also freaking beautiful, dude!
周 吉羽 (工 1) |
プホールという人がかいた、かっこいいタンゴと哀愁ただようミロンガの後に続くなんとも楽しい曲です。楽しいです。
基本的に哀愁が漂っていたり悲しげだったり暗い曲が大好きで、明るい 曲をソロで弾いているとすぐ飽きてしまう私ですが、不思議なことに重 奏であれ合奏であれ、人と一緒に弾くとなんとも楽しく思えてきますね。
デュオたのしい!!
この曲の良さももちろんですが、そんなデュオたのしい!!みたいな気持ちも伝わればいいなと思っています。
1st | 柳沢 かおり (工 3) |
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2nd | 植野 夏樹 (工 3) |
この組曲は全4楽章から構成されています。そのうちから第1楽章を演奏します。
吉松によるとこの曲は「ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』にエマーソン・レイク・アンド・パーマーの『タルカス』とイエスの『こわれもの』とピンク・フロイドの『原子心母』を加え、鉄腕アトムの10万馬力でシェイクした曲」だそうな。ロックでプログレな感じをクラシックギターでねじ伏せたいと思います。
1st | 吉村 沙樹子 (京 2) |
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2nd | 福田 壮二郎 (理 2) |
この曲は元は歌曲で、アルゼンチンの有名なフォルクローレです。アルゼンチンの偉大な女流詩人であり、病や孤独に苦しみ、海に身を投げたアルフォンシーナ・ストルニを悼んで作られました。
歌では、『波が打ち寄せる柔らかい砂浜を通って、あなたの小さな足跡はもう戻ってこない...』という歌いだしから始まり、幻想的で悲しいメロディと、波のさざめきを思わせるような伴奏が続いていきます。
海に向かって歩みを進めるアルフォンシーナの、激しさと脆さ、そして自己や世界との闘いに疲れ果て、残った虚無感。
今の私には、これらを十分に理解することも、表現することもできないかもしれません。それでも、少しでもこの曲から受け取ったものを伝えられるよう、精一杯弾きたいと思います。
渡辺 悠夏 (経 3) |
スペインの巨匠タレガの傑作である。
árabeとはいっても、タレガからみたárabeであることに注意しなければならない。この作品が書かれた1892年頃、ヨーロッパではアラブ世界のベリーダンスが紹介され始めていた。禁欲的なカトリックが支配的であったスペインで、西洋から観て性的に解放されいたこの踊りは、どれほどの衝撃であったのだろうか。
自国のタブーが異文化でもそうであるとは限らない。
この曲は、そんな異文化に対して感じうる官能で満ちていると思う。
加藤 功一 (理 2) |
チェロのために作曲された曲をギターで弾く意味ってなんでしょう?
いろいろ考えましたが、この曲に楽器の違いを越える価値があるからじゃないかなと思います。
金丸 花実 (文 3) |
この曲には、「バッハ讃歌 homage to Johann Sebastian Bach」という副題があり、バッハ、バロック音楽の古典的な様式を取り入れつつも、「万華鏡」を彷彿とさせる意外性のある現代的和音が響く、過去と現在が交錯するような現代曲です。その和音のように、美しさだけでなく、不安や迷いといった情感もお届けできれば、と思います。
貫 龍太 (経 1) |
原曲はチェンバロの曲であり、細くも美しい旋律が様々な変奏をなされて鳴り響きます。
ヴァイオリン・ヴィオラなど色々な楽器のための編曲があり、ギターではD.Russell氏が弾いていることで有名ですね。
ギターだけの旋律を、二重奏で贈ります。
1st | 山崎 智史 (文 4) |
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2nd | 内山 隆太 (理 4) |